美容師にはハゲがいない?!

ハゲの悩みは切実です。気にするあまり、かえってハゲが目立ってしまったり自信を失ったり、髪がふさふさな人に嫉妬したり。自分自身を狂わせるもの、それがハゲなのですが、とある職業にはハゲが居ないとの都市伝説があります。それは美容師です。

 

美容師はいわば髪の毛のスペシャリスト。それだけに美容師にはハゲが少ないと言われているのも頷ける部分もあるかもしれませんが、実際の所はどうなのでしょうか?

 

『確かに美容師にはハゲがいない?』

実際、美容院に行ってハゲの美容師を見かける機会はそうそうないのではないでしょうか。そのため、このような都市伝説があるのでしょう。

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美容師にハゲがいないなんて、単なるイメージだと思いますよ。ただ目立たないようにうまくセットしているだけなのでは?それと、薄くなってくると、スキンヘッドにしている人は多いですね。ずっと帽子をかぶっている人もけっこういます

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とあるように、あくまでも都市伝説のようです。確かに美容師になったからといってハゲないとの確証があるのであれば、ハゲで悩んでいるのであれば美容師になれば良いのです。

「女性の場合、ネット予約やクーポンなどでいろいろな美容院を転々とする人もいますが、たいていは決まった店に通いますよね。すると、自分の知っている美容師がハゲてないと、『ハゲてる美容師を見たことがない』ということになるだけでは?」(40代男性美容師)

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との声もあります。確かに毎回異なる美容院に足を運ぶ人の方が少数派でしょう。つまり、「美容師にハゲはいない」ではなく、「自分の担当している美容師はハゲていない」が正しい所なのかもしれません。

 

「あっちの髪をこっちに持って来たり、ふわふわさせたり。友人の場合、ツーブロックの上の長い毛にパーマをかけて、それをしばって、前に倒して、1番薄いところでふわふわさせる作戦を使っているそうです。会う人会う人に『お前の髪型は、どういう仕組みになってるんだ?』と聞かれるらしいですよ」

 

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このような意見もあります。確かに美容師は髪の毛を弄るのが得意なだけに、ハゲを上手くカバーするための手法にも長けているのでしょう。

このような意見からも分かるように、美容師にハゲがいないのは都市伝説だと分かるのではないでしょうか。

『髪の毛のことを知っているのは事実』

美容師とハゲには因果関係がないように思いますが、一方では髪の専門家なだけに、髪の毛の知識があるのも事実。

美容師という職業柄、お客さんだけでなく、友人や親戚からも良く聞かれます。シャンプー法は大事です。やり方次第で、若ハゲになってしまうか、40代・50代でも髪の毛フサフサでいられるか、決まってくると言っても過言ではありません。

【髪の毛はげない方法】現役美容師直伝!ハゲないための髪の洗い方!

 

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このように、髪の毛に対して優しいことや負担をかけることは何かを熟知している美容師も多いでしょう。そのため、どうすればハゲないのかを心がけている美容師も多いのです。

 

 

髪の毛のことを熟知しているだけに、ではどうすればハゲが目立たなくなるのか。本当はハゲているものの、テクニックによって上手くハゲを誤魔化しているので、見た目だけではハゲなのかどうかわからない美容師も多いでしょう。

ツルツルになってしまったとしても、上手くニット等を組み合わせれば一見ハゲだとは分かりません。このような工夫が行えるからこそ、ハゲで悩んでいる美容師がいないように感じるのではないでしょうか。

 

『美容師だからこそ気を使うという意見』

美容師にハゲはいないというよりも、厳密には「ハゲをそのままにしている美容師はいない」が正しいのかもしれません。

美容院を選ぶ際、多くの人は値段や美容師のテクニック、口コミなど総合的に判断するかと思いますが、自分自身が綺麗になりたい・格好良くなりたいと思っているのにハゲの美容師ではイメージ的にあまり好ましくはないでしょう。

ハゲていてもテクニックや料金には影響は出ないものの、「この美容師は大丈夫なのか」「この人の言うことを聞いたらハゲになるのではないか」といった先入観を持たれるかもしれないことは他ならない美容師が良く分かっています。

だからこそ、ハゲの兆候が出てきてもそのままにせず、何らかの対策を取るのです。

男性の美容師さんは、ハゲたら仕事がし辛くなるという恐怖(?)からか、若い時から髪の手入れには気を使うそうで、だからハゲてる男性の美容師は少ないのだとか。

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このような声もあります。美容師はいわばお店の看板です。その看板的な存在がハゲていたら、格好よくなりたい、綺麗になりたいと思う人間にとっては魅力を損ねてしまうのではないでしょうか。

髪型と技術に因果関係はありませんが、お客側としてはハゲの美容師では「大丈夫なのか」という不安に駆られるでしょう。そのため、美容師としてもお客にそのようなことを考えさせないよう、常日頃から配慮しているのです。お洒落に見える美容師も、裏ではいろいろと苦労しているのです。